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「自分の音色が響くとき」

「やっと私の音色が出ました」  

 

稽古を積んだ先、ふいに、自分の音色が"ドン"と響くときがある。

それは、生徒さんと喜びを分かち合える瞬間。

 

私はこの瞬間にもっとも手応えを感じている。


祖母の三味線と私
祖母が遺してくれた三味線と私

「教室を始める背景」

きっかけは祖母の三味線。

 

「私も演奏したい」

 

一年間、粘り強く頼み込んで、ようやく稽古に通うことができました。

すごくうれしかった。

 

20年間 師匠のもとで稽古をつみ、師範を取得し退会。

演奏の世界を広げたい一心で、さまざまなジャンルにも挑戦しました。

 

けれど、不思議なことに、
頑張れば頑張るほど、演奏も唄も、どんどん苦しくなっていく。

 

当時の私は、
「評価されること」「正解に近づくこと」「上手くなること」を疑わず、
それが前に進む道だと信じていました。

 

気づかせてくれたのは小学生の女の子からの手紙。

「ふだんは楽しそうなのに、なぜ、演奏と唄はつらそうなの?」

 

その言葉に、立ち止まらざるを得ませんでした。
私は、なんのために演奏をしてきたのか。

 

それをきっかけに、周りと自分が見渡せるようになりました。

“評価をもらうための演奏” “上手なだけでは相手に届かない” “心に響いていない”

 

「こんな大切なことを教えてもらいたかった」

そんな想いで  20年前 独立して始めた教室が「田中こず恵 三味線・唄教室 あかい紅葉」です。


三味線教室
年に一回の演奏会

「あかい紅葉が大切にしていること」

“感動” それは、心が動く大切な体験。

 

自分が深く感動した分だけ、相手の深くまで届き、なにかが残る。

 

曲が上手に弾けるのは通過点。

 

その先にある ”喜びに深くつながる体験”

 

それを皆で共有できることを願っています。

田中こず恵サイン



田中こず恵 プロフィール

愛知県生まれ。

三味線の歌いものジャンルを幅広く教えることができる。

“ここに来れば,いろいろな演奏を深く学べる”と全国各地に弟子がいる。

民謡、小唄、端唄、長唄、落語出囃子、子守唄、津軽三味線、都々逸、古謡、古曲、 ポップス、アレンジ、即興、作曲・・・ レパートリーは数百曲。

また、家元制度の因習(金銭問題、厳しいしきたり、スパルタ指導等)を排除し、 日本では数少ない「安心して学ぶことができる教室」。

著書に『三味線の教本』『和の発声法』

コンサート『江戸時代の音色と古民謡』 『三味線音色と美意識』

ワークショップ『古民謡体験』『和の発声法』等があり、

『トヨタ自動車』『シャープ』『三菱電機』をはじめとした地元企業でも演奏をしている。

また、先生の育成を進めるなど、 独自の方法で三味線業界としては異例の実績を上げ続けている。


※本ページは、教室の背景・価値観・プロフィールをまとめた紹介ページです。