三味線・唄教室 あかい紅葉 > よくある質問

よくある質問

Q1.三味線は触ったこともありません・・・

A1.誰でも必ず最初はあります。最初はとまどいもあるかも知れませんが、次第に慣れてきます。また、私の祖母は60歳を過ぎてから三味線を習い始めました。確かに、昔から歌は好きでしたが楽器なんてほとんど触ったこともなかった人です。最高齢では83歳から三味線を始めた方がいますが、しっかりと演奏できるようになっています。いちばん大切なのは一旦始めたらできるようになるまで続けることです。

Q2.三味線って自分で調弦と聞きました。できるようになりますか?

A2.自分の耳で調弦できるようになるには、ちょっと訓練が必要です。お稽古の時は、先生が調弦してくれるからいいけど、家に帰ると音が狂っちゃいます というケースもあります。でも、今は三味線用のチューナーが市販されているので簡単に調弦できます。調弦は数年かけて徐々に学んでいけば良いと考えています。

Q3.音が近所迷惑になりませんか?

A3.音の大きさは、忍び駒で解消できます。ただ、忍び駒は実際の音よりもブレる感じがあります。これで癖がついてしまうと、本来の三味線の音がとれなくなるといけないので、どこかでちゃんと練習する機会を持つことをオススメします。。

Q4.楽譜がないって本当ですか?

A4.これは、先生や流派によりますが、当教室では楽譜を用意しておりません。生徒さんとお話しているとよく「自分の好きなアーティストの曲が弾きたい」などという希望を聞きます。しかし、そのような場合、現状ではほとんど楽譜は出回りません。市販される頃には、ブームが去っていたり、琴や尺八の伴奏としてのパートしかないということが現状です。そのため、自分で楽譜を書けるようにしておいた方が早いと感じます。最初は大変だと思いますが、後々のことを考えると、自分で楽譜を作れるようにしておいた方がよいと考えているためです。
また、楽譜を用意してしまうと楽譜ばかりを見て、先生の方をなかなか見ようとしません。先生の手の動きを真似することでスムーズな指運びができるようにもなります。
さらに、自分で楽譜を書くためにも練習の様子を録音してもらいます。自分の音を聞くことで、今、どんな風に弾いているのか客観的に聞くことができます。
現実を知ることが、上達の第1歩です。このような様々な理由から、楽譜を用意しておりません。
ほとんどの生徒さんは、自分で書けるようになっていますが、難しい場合などは個別に対応さえていただいております。

Q5.やっぱり教室に通わなきゃダメですか?

A5.最初だけでも先生に基本を教えてもらうことをオススメします。なぜかと言うと、変な癖がついてしまうとなかなか直らないからです。例えば、音。押さえるツボがちょっとずれるだけで聞きづらい演奏になります。これが最初に間違えて覚えてしまうと直すのが大変です。また姿勢。三味線は姿勢も演奏のひとつです。変な姿勢で弾くとかっこ悪いし、下手に見えます。何事も最初が肝心です。

Q6.着物じゃなきゃだめですか?

A6.そんなことありません。お稽古の時は、だいたい服です。発表会の時はみんなでおそろいの着物を着るところは多いですが、当教室ではおそろいの衣装はありません。出演イベントによりますが、夏祭りの時は浴衣(ご自分でお持ちの浴衣でOK)や洋服の場合は上下の色を揃えることはあります。ただ、上級者で大きなイベントに出演する場合には着物を準備していただくことがあります。

Q7.ピアノやギターなど他の楽器と演奏したい

A7.ピアノやギターと調弦を合わせれば可能です。ピアノやギターは三味線と調弦が若干異なる場合が多いです。ピアノなどは調弦を変えるのは大変なので、三味線の方が合わせます。他の楽器と演奏したいときは、その楽器に合わせて調弦してください。

Q8.どれくらいで弾けるようになりますか?

A8.人や曲によって違うのでなんとも言えないですが、私の生徒さんの場合、短い民謡だと3、4回のレッスンでひと通り弾いて、5回目から弾き込みます。それで、いろんな曲を練習していきます。

Q9.三味線と三線って何が違うんですか?

A9.三味線と三線はサイズや弾き方、構え方、音色、音階と様々な点が違います。三線は沖縄や奄美地方で使われており、演奏する曲も三味線とは全然違います。三味線で三線の曲を弾くこともできますが、やはりあの独特な音色や雰囲気を出すのは難しいと感じます。三味線と三線は別と考えた方がいいでしょう

Q10.手が小さくて指が届きません。どうしたらいいですか?

A10.あなたがまだ自分の三味線を持っていないのでしたら、短棹という通常より短いタイプの三味線を選んでみてはいかがでしょうか?短い分、ツボとツボの間隔も狭いので指が届きやすいです。ただ、津軽三味線には短棹は通常ありませんのでご注意ください。もし、既に三味線をお持ちでしたら、左手の握り方で指の広がり方も違います。当サイトのセカンドオピニオンを利用して専属の先生にチェックしてもらうのもいいかもしれませんね。手が小さいというのは、お子さんの場合にもよくある相談です。お子さんが何歳かにもよりますが、小学校高学年であればすぐに手も大きくなってきますから正寸でよいかと考えます。

Q11.細棹三味線で津軽三味線の曲は弾けないんですか?

A11.津軽三味線の特徴である迫力のある音がでませんが、弾き方を変えるだけでそれっぽい演奏にはなります。自分でそこを理解した上で弾く分にはいいのではないかと考えます。ただ、細棹は津軽三味線や中棹三味線に比べて音域が狭い(高音が足りない)です。また、細棹の場合、猫皮や柔らかいプラ撥や象牙撥を使用していると、破損してしまうので、不安な方は一度相談してみるといいでしょう。

Q12.知人に三味線を譲ってもらいました。この三味線って使えますか?

A12.三味線の状態にもよりますが、多くの三味線は皮を張り替える等のメンテナンスをすれば使えるようになります。その前に、その三味線の種類や材質を確かめましょう。通う教室によっては「その三味線ではダメ」と言われることもあるようです。私、個人の考えですが、この質問をされる人は、これから三味線を始める人です。せっかく縁合ってその三味線が手元に届いたわけですから、使ってみてはどうかと考えます。それで「続けていける」「弾けそう」と思ったら自分の弾きたいジャンルなどを考慮して、改めて三味線を選んでみてはいかがでしょうか

Q13.教室には何歳くらいの人が通っていますか?

A13.10代から80代まで幅広く、年齢の偏りもありません。男女比も半々です

Q14.何人くらいの生徒さんがいるのですか?

A14.50人以上です。キャンセル待ちが多くてすいません。

Q15.他の生徒さんの腕前はどれくらいですか?

A15.上級者から初心者まで人によって様々です。毎月数人新しい生徒さんが初めていますので、あなただけが初心者ということはありません。。

Q16.イベントには必ず出演しければいけませんか?

A16.出演したいイベントだけに出演していただければ結構です。「本当は出たくないけどしょうがなく出る」というのは、聞いてくれる人にも共演者にも失礼です。そのような状態で出演するのは、私の目指す姿ではありません。ただ、イベントに積極的に参加する人の方が上達が早いようです。イベントは初心者向け、中級者向け、上級者向けに分かれています。自分のスキルにあったイベントに参加してください。

Q17.三味線は購入しなきゃいけませんか?

A17.ほとんどの生徒さんは、最初はレンタルしています。私の方から「いつ買わなきゃいけない」と指定することはありません。「そろそろ自分の三味線が欲しいな」と思った時にご相談いただければ、予算やあなたのニーズにあう三味線をご紹介します。

Q18.何を用意したらよいですか?

A18.ICレコーダーやテープレコーダーなど何でもいいので、録音ができる機材をご用意ください。最近の携帯電話にはボイスレコーダー機能がついているので、それでも大丈夫です。。