• 形式:教材アーカイブ(20年の履歴)
  • 目的:どんな教材を、どんな改訂を重ねながら残してきたかを記録する
  • 前提:教材は「口伝/見習う」を補助するための資料

教材制作の履歴(概要)

教材のご利用について

目次

三味線

毎月の通信

和の発声法

上級者向け

1. 三味線の教本

三味線の教本
  • 種別:教本(動画連動)
  • 対象:初心者〜中上級(学び直し)
  • 仕様:A4 白黒/199頁
  • 履歴:2023年8月 改訂版/第6刷

「ジャンルに関係ない総合的な本が欲しい」「独学を補完できる本が欲しい」「深い内容の本が欲しい」。 こうした声に応えるため、稽古の現場で必要になった内容を整理し、改訂を重ねてきました。

※三味線は「口伝/見習う」が原則です。本のみで芸事が完成することは不可能です。その前提で、本書を稽古の補助としてご活用ください。

想定している方

  • 三味線初心者の方
  • 独学で三味線を習得したい方(補完資料として)
  • 流派や会派のジャンルに関係なく演奏したい方
  • 中上級者が一歩、壁を突破したい方
  • 芸事の哲学を知りたい方
  • 三味線の習得を通じて東洋思想に触れたい方

内容は動画とも連動しており、単なる教則本に比べて習得しやすいよう工夫しています。 初心者であれば三味線を用いてメロディーを奏でる入口に立てるはずです。 中上級者以上の方であれば、様々な面で「再入門書」として利用できます。

章立て(目次)を開く

第1章.三味線の基礎知識

  • 東洋楽器と西洋音楽の違い、純邦楽の特徴
  • 三味線の音色の良さは「音色の複雑さ」
  • 歴史/演奏ジャンル/三味線の構成
  • 独学が難しい理由/教室の選び方

第2章.三味線の選び方

  • 各部位の名前/種類と従来の用途/グレード
  • 棹の材質の選び方/撥・駒・糸/付属品
  • 三味線の皮/三味線の音色/購入先を選ぶ

第3章.三味線のメンテナンス

  • メンテナンス概要/日々の手入れ・保管
  • 糸の替え方/故障事例/自分でできるメンテナンス
  • 三味線の迷信

第4章.三味線の基礎

  • 上達のポイント/日常的な訓練
  • セッティング/調弦/演奏の準備
  • 左手(押さえ方)/撥/音を出す基本動作
  • 楽譜の読み方/口三味線/分解方法/呼吸

第5章.曲の演奏

  • 録音機材/拍子の練習/音を出す練習
  • ウツ/スクウ/ハジキ
  • 曲を独学で演奏する方法/簡単な曲を弾いてみよう
  • 民謡:ソーラン節/出囃子:老松風/津軽:新じょんがら
  • 端唄:梅は咲いたか/長唄:松の緑/小唄:十日町小唄/古謡:お江戸日本橋
  • 消音グッズ/見た目に関して/楽譜の起こし方

第6章.応用技法

  • アレンジ奏法/簡単な作曲と簡単な即興
  • 他の楽器との相性/本格的な自己表現

第7章.三味線の奥深さ

第8章.稽古の思想

動画事例(サンプル)

このような動画が多数あります。


掲載動画(一覧)を開く

糸の替え方、糸を替える時期、糸を伸ばす(しごく)、左指訓練1、左指訓練2、右手訓練、駒の位置、音緒、三味線の皮、天神カバー、調弦の仕方、調弦の種類、調子笛、チューナー、糸巻きの使い方、構え方、足、姿勢、猫背、重心、呼吸、止息、さわり、左手の糸の押さえ方、左手親指の位置、左手親指の動き方、左手中指を使う場所、左手薬指、左の肘、左手訓練、糸道、揺らしながら弾く、撥の持ち方、小唄撥、ウツ、スクウ、ハジク、撥のウツ位置、右の肘、右腕の置き方、スクイ、スクイ引っかかり、コスリ、基礎練習、ハジキの基本動作、オトシ撥、うち指、けし指、右手と左手のバランス、スリ、手前から押さえる、カスメ撥、タタキ撥、ツメビキ、コカシ撥、ウラ撥、カケ撥、ウラハジキ、ウチデ、コキ、ツメオサエ、ハズシオサエ、チリチリ、撥付け、撥付けのジャク、目線、口三味線、拍子、弦を弾く練習、撥の動かし方(ウツ)、初心者注意点、糸を順番にウツ、和音の練習、リズムをかえてウツ、スクイ、ハジキ、各糸の練習、高音、カエルのうたでスクイ練習、各曲例、消音・小物、舞台のマナー 等

2. 三味線に慣れるために(冊子)

三味線に慣れるために(冊子)
  • 種別:入門冊子(動画連動)
  • 対象:はじめて三味線に触れる方
  • 仕様:カラー8頁
  • 位置づけ:「教本が高すぎる」という声から作成

「三味線の教本がレベルが高すぎる!」というご意見を多数いただいたため、 本当に初歩的な冊子を製作しました。タイトルの通り“慣れる”ことが目的です。

内容(例)

  • 三味線が届いたら/駒の付け方/調弦の方法
  • 座り方・構え方/指すりの付け方
  • 指で弦を弾く/ツボ:ドレミファソラシド
  • 曲を弾いてみる/撥の持ち方/撥の動かし方(ウツ・スクウ)
  • ウツ+スクウ+ツボ

3. もみじ通信(毎月発行)

もみじ通信(毎月発行)
  • 種別:通信(毎月発行)
  • 対象:在籍者向け
  • 履歴:200号以上発行(約18年以上継続発行)
  • 特性:内輪の情報/内輪だからできる深い話

毎月発行しているもみじ通信。通称「もみつー」。現在150号をこえています。

第1号から丁寧にファイリングして読み返してくれている生徒さんもいます。

バックナンバー

4. 和の発声法 概要編(冊子)

  • 種別:冊子+解説音声
  • 対象:概要を知りたい方(お試しの位置づけ)
  • 仕様:新冊子12頁+旧冊子12頁/解説音声 50分+40分
  • 頒布:2,200円(配送可)

頒布のご案内

和の発声法の概要を知りたいというご要望が多いため、 本冊子(12頁)+旧冊子(12頁)と解説音声(50分+40分)を 2,200円でお分けします(配送可能)。 和の発声法のお試しの位置付けでご利用ください。

ご希望の方は info@shamisen.ne.jp までお問い合わせください。

和の発声法 概要編(冊子)

【新 2023年発行】A4 12頁

  • 日本人なのに日本の発声を知らない
  • 日本の発声が失われた理由
  • 和の発声と近代発声の比較
  • 喉を鍛えてはいけない
  • ボイストレーニングと和の発声
  • 技術だけで変えられることは20〜30%
  • 発声の基本と仕組み
  • 一般的な発声と和の発声の違い
  • 稽古一例「後ろに響かせる」
  • 稽古一例「ロウソクを利用した稽古」

【旧版 2020年発行】A4 12頁

1.伝統芸能と発声の基礎知識

  • 「明治維新」「録音機」「戦後教育」
  • 「歌:うた」「声:こえ」の語源
  • 現代日本人の発声
  • 日本古来の美意識/日本古来の音楽の特徴
  • 「芸能」と「パフォーマンス」の違い
  • 「口伝」「型」と「テクニック」の違い
  • 「聴こえる」ことが第一歩/日本の音を聴く
  • 身体と神経と発声
  • まとめ:「和の発声」と「近代の発声」

2.和の発声法 稽古紹介

  • 声を出す方向/重心をかける位置
  • 呼吸/響かせる位置/身体に響かせる
  • 聴く訓練

5. 教本「和の発声法」

教本 和の発声法
  • 種別:教本(動画連動)
  • 対象:発声を「知識」から整理したい方
  • 仕様:A4 208頁
  • 位置づけ:知識の習得を主目的(テクニック化を推奨する本ではない)

「日本古来の発声法を誰も教えてくれない」――こんな声をよくいただいていました。 日本の芸事は「口伝/見習う」が基本で、学ぶとは「まねぶ」こと。 一方で、口伝には「知識」の優先順位が下がりやすい難点もあります。

芸事において「知識を習得すること」は「技術を磨くこと」と同じくらい大切ですが、 現在、多くの領域で知識が不足し、何が本質なのかが見えにくくなっています。 その結果として「日本古来の発声がわからない」という状態が生まれやすく、 中途半端な西洋発声/スポーツのような競技発声/エンタメに合わせた発声へ流れがちです。

※本書の意義は主に「知識の習得」にあります。知識のみで発声や芸事を習得することはほとんど不可能です。 「口伝/見習う」が原則であることを前提に、稽古の補助としてご活用ください。

内容(章立て)を開く

第1章.前提知識

  • 歌の語源/現代の日本人の発声
  • 日本の美意識/日本文化の母型/古来の言葉の意味
  • 聴く/身体と神経と発声/身心一如
  • 稽古の思想/自己表現 など

第2章.和の発声法

  • 喉を鍛えてはいけない/西洋と東洋のアプローチ
  • 声をだすとより「聴く」/発声の目標
  • 発声の基本・仕組み/声を出す方向
  • ロウソクを利用/重心/呼吸法/響かせる位置 など

6. 三味線の教本2(上級者向け)

三味線の教本2(続編)
  • 種別:教本(上級者向け)
  • 仕様:A4 白黒/214頁
  • 価格:11,000円(送料込み)
  • 内容:再入門/講演・合同稽古集/通信アーカイブ
目次を開く

第1章.三味線再入門

  • 演奏者の成長とは/心に響く演奏とは
  • 間で聴かせるとは/音色の聴き分け方
  • 学び方は進化している/痛めないために
  • 自然の音と三味線/鳴ると響くの違い
  • 自分の音色/音色の基本/音色の美意識
  • 上級者編 選び方 等

第2章.講演・合同稽古集

  • 三味線と西洋楽器の違い
  • 生きている音色と生命力のある演奏
  • テクニックでは改善しない大切なこと
  • 才能とは何か(合同稽古資料) 等

第3章.伝統芸能の小道

  • 2018〜2023年の通信のアーカイブ

7. 合同稽古の総集編

  • 種別:ワークショップ資料(総集編)
  • 履歴:10年以上継続(年に数回開催)
  • 特性:内容をまとめ、録音も含む

当教室では年に数回、合同稽古(ワークショップ)を行っております。

10年以上継続しており、その内容をまとめ、録音しております。

ご興味がある方はお声かけください。

教材の量や改訂の多さは、効率を優先した結果ではありません。 稽古の現場で必要だと感じたことを、その都度残してきた結果です。 早く上達させるためではなく、長く続けられる稽古を支えるために、 あえて整理しすぎない部分も残しています。
これらの教材は、価値観を押しつけるものではなく、 ご自身が稽古や学び方を判断するための材料として残しています。