三味線・唄教室 あかい紅葉 > 田中こず恵のブログ
基礎7つのチェックポイント(教則動画)(23/04/28)
00:00 三味線の基礎 7つのチェックポイント
00:05 (1)三味線の多くの悩み
・基礎を深く習っていない
・基礎を習ったつもりだった
・基礎ができていないかもという疑問すら持たない
これらの多くの怖いことは、それを誰も指摘してくれないので、
その状態が永遠に続いてしまうことに加え「違和感」や「モヤモヤ感」が続きます
01:15(2)7つのチェックポイント
01:18 @無理のない構え
02:00 A慢性的な痛み
・古来の動作を身につけ、痛みを軽減させる
03:12 B駒の位置
05:10 C調弦3年ツボ8年
・音階を出すことすらままならない(ぺちゃぺちゃと音がする)
・音階をはっきる出せばいいと誤認
・楽器を共鳴させながら余韻まで響かせる
08:30 D音が深く聞けているかどうか
・皮のない三味線の音色の試聴
・なぜ皮が必要なのか
・楽器の個性はどこで感じるのか「美しい雑味」「倍音」「ゆらぎ」「余韻」
・音階以外の音にこそ、楽器の個性が出る
11:10 E頭で演奏しない
・基礎が身についていない典型的な演奏 頭で考える→身体に指令を出す
・頭で演奏すると「今、この瞬間」にいられなくなる
・楽譜がないと弾けない
・頭で演奏する人の特徴「間違えないで弾く」「速く」「大きな音」「音を多く」
・心と身体で演奏できるようになるとは
・音楽、作品、楽曲に身を委ねる感覚
14:15 F自分の音が好きか
<質問>
・自分の音は好きですか
・自分の音に感動していますか
・自分の音が身体中に響いていますか
・本当にやりたかったことをやっていますか
17:45 まとめ〜基礎ができているということとは
1.心と身体が整う
2.自分の思いが実現できる
3.自分では思ってもみなかったことができるようになる
知識、感受性、楽器、心身などを通じて、全体的なことを稽古を通じて習得し、整えていくことが大切です
和の発声法(3) 高音の出し方(教則動画)(23/03/31)
00:00 高音の出し方の概要
00:50 高音が出ない理由 原因(1)裏声に抜いてしまう 原因(2)喉を締めてしまう 原因(3)叫んでしまう
01:15 高音の出し方の実践@意識A身体の使い方
03:15 高音の出し方の実践@(身体の使い方)
05:50 足腰で声を支える
06:30 「裏声に抜く」「叫ぶ」サンプル
07:25 解説「裏声」と「地声」
08:00 裏声の問題点1:自分と切り離して「自分以外」の綺麗なものになっていく 2:みんな同じ声
09:50 高音の出し方の実践A(身体の使い方)
痛みや怪我を防ぐ(教則動画)(23/02/24)
痛みがあると、呼吸がとまります。伝統芸能の基本は、重心を丹田に置き、呼吸を深くしていくことです。
痛みに耐え、呼吸が止まる癖をつけてしまうと、その癖をとるのはすごく大変です。
動画が少しでも参考になれば嬉しいです。
00:00 (1)比較 どの動作が怪我につながる?
00:40 (2)痛めやすい動作
04:30 (3)日本古来の動作 伝統芸能の基本 動作と呼吸
05:00 撥の持ち方 小指の重要性
06:35 呼吸と撥の動作の連動
07:55 親指の役割 ブレーキ
09:00 初心者にありがちな動き
10:30 中指の役割 バランス
12:15 右側の力の抜き方
12:45 (4)動画で学ぶことの注意点
和の発声法(3) 腹式呼吸について(教則動画)(23/01/27)
0:36 腹式呼吸の勘違い
1:38 固めてはいけない。振動が大切
2:11 解説:呼吸と骨格
4:05 和の発声法の呼吸の実演
5:55 伝統芸能にとって大切な足の裏の感覚
6:35 最後に〜エネルギーの流れを止めてしまう横の動き
2022年 発表会を開催しました(22/11/27)
27日に発表会が終了しました。
出演のみなさん、お疲れさまでした。
楽しかったですね?
1年に1回しか会わない生徒さんたちも多いので
「他の生徒さんたちに会いに行く」という感覚の出演者も多かったと思います。
みんなに会えるという喜びも大きいです。
生徒さんたちの今年1年のお稽古の様子を見てきました。
毎年そうですが、9月頃から出演の生徒さんたちの演奏がグッと引き締まってきます。
そして、そこから一人ひとりの仕上がりが変わってきます。
初めて出演する生徒さんもいれば、ベテランもいます。
初めての人は、まず舞台で弾く。その経験だけで十分です。
2回目、3回目の人も舞台慣れをするだけでも違うと思います。
5年目以上の人たちに、よく伝えた言葉は「弾こうとしすぎてる」「唄おうとしすぎ」「置きにいかない」という言葉でした。
特に直前のお稽古になると「間違えないように」「失敗しないように」という「考え」が優先になって、「置きにいった演奏」になりがちです。いつもならできる演奏が、小さくまとまってしまいます。
そうならないようにフォローしながら、お稽古を進めた生徒さんが多かったです。
一人一人がどう演奏したかったのか、どう仕上げたかったのか、何を伝えたかったのかは十分伝わった発表会だったと思います。
発表会の感想や来年に向けての一人一人の「深いテーマの設定」を
今週末のプチ合同稽古でやりますので、またご参加くださいね

北名古屋教室開講(名古屋芸大内)(22/10/01)
北名古屋教室を開講します。
場所は名古屋芸大のキャンパス内です。
団体、個人稽古両方ご用意していますのでご興味がある方はぜひ体験にお越しください。
「詳細」
和の発声法(2) ロウソクの火を利用した稽古 声を飛ばす方向と骨盤(教則動画)(22/08/13)
00:00 和の発声法 実演(ロウソクの火が揺れるか)
00:42 日本古来のロウソクの火を利用した稽古の注意点
01:12 声を飛ばす方向 前に飛ばすのは西洋人、日本人は後ろで響かせる
04:29 稽古の一例 骨盤と声
05:20 骨盤の角度も大切 母音と骨盤。
疲れにくい三味線の弾き方_左右のバランスについて(教則動画)(22/06/30)
多くの人は、力の入れるバランスが逆になってしまっていて、弾いていて疲れる。 音色がキツイと感じる人が多いです。
左右の力のバランスは、伝統芸能の身体の使い方に共通する部分です。
力を入れるバランスを見直してみてください。
道南口説/北海道民謡/(演奏ライブ動画)(22/05/30)
コンサートでの演奏の様子。
春のコンサートだったので、「月は朧に〜」で始まる春らしい歌詞で始めました。
小唄用の小さい撥で弾いています。
柔らかく仕上がるように工夫しました。
道南口説/北海道民謡/(演奏ライブ動画)(22/04/21)
コンサートでの演奏の様子です。
物語になっている曲なので、心の中で情景を浮かべながら演奏しました。
この曲は、ラストの後唄の部分が特に好きです。
三味線の独奏用に少しアレンジを加えています。
15周年コンサートを開催しました(22/3/14)
まず、無事に開催できたことにホッとしています。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
出演の生徒さんたちも、よくがんばりました。
お疲れさまでした
「想いの伝わるコンサート」
これが、今回のテーマでした。
一人一人の想いが伝わったコンサートにできたと思います。
私の方に届いている感想を一部紹介します。
・・・・・・・・・・・
<お客様の感想>
・特にソロの生徒さんたちの、熱意、想い、音色が全身から伝わってきて涙が溢れそうになった。
・三味線1丁、1丁の音色が、三味線や弾く人によって、こんなに違うのかと驚いた。
・100年前の三味線の音の深み、すごみに圧倒された。
<出演の生徒さんの感想>
・見に来てくれた友人が自分の成長を見守り、応援してくれていたこと、それを喜んでくれたことが、すごく嬉しかった。
・コンサートのお陰で友人との繋がりが深くなったことを実感した
・家族が影響されて、何か始めたくなったという声も多かったです。
・・・・・・・・・・・・・
一人一人が「自分の想いや音を表現すること」に重きを置いて作り上げてきた教室の想いが形にできたと思っています。
まだまだ、発展途上な部分もありますが
これからも、精進していきますので、応援よろしくお願いします。
田中こず恵


三味線にメトロノームは使ってはいけない(教則動画)(22/03/5)
「メトロノームに合わせて弾くと、うまく合わない」という相談をよくいただきます。 メトロノームは機械リズムなのに対して、三味線音楽は生命のリズムです。
そのため、メトロノームで合わせると、うまく合いません。
また、機械リズムで弾くと「つまらない演奏」になることも多いです。
00:00 日本伝統の演奏とは
00:04 (1)ロボットのような演奏とは
00:50 (2)機械リズムと生命 日本古来の拍(リズム)の取り方
02:44 機械リズムで三味線を演奏する時の身体の状態
03:40 芸能の身体の状態
04:55(3)伝統的な身体の使い方<呼吸と小指>
08:05 <基本>の奥深さ 小指、丹田、座り方、首
09:25 呼吸と撥の動き
09:50 古典的なお稽古方法<口伝>
コンサートリハーサル(22/2/20)
3月13日 15周年記念コンサートのリハーサルを実施しました。
感染症対策のため、座席数を半分以下にしています。チケットはあとわずか。ご希望の方はご連絡ください。


目の動きが変わると音も変わる(教則動画)(22/01/31)
目の動きが変わると音も変わる ステップ1「視野が広がると音も広がる」音の響き方と目線
00:00 堂々として見える目線
00:42 目の動きと音の響き方(視野の広がりと音の広がり)
01:39 音は前に出るのではない(音は空間全体に広がる)
02:22 楽譜を見る場合の目線
3月13日 15周年 記念コンサート 予約開始(22/1/5)
15周年記念コンサートを開催します。定員を1/3程度に制限して開催する予定です。
ご希望の方は是非ご予約ください。

発表会アーカイブ「本庄追分」(21/12/30)
秋田民謡の本荘追分の三味線演奏です。
3番まで弾いています。心の中で、唄を唄いながら弾きました。
この曲の三味線も好きですが、唄も好きな曲です。
いつか、生徒さんの三味線で唄いたい一曲です。
発表会アーカイブ「名古屋甚句」(21/12/08)
愛知県の民謡、名古屋甚句の名物入りです。
名古屋名物では、名古屋弁が入ってるところがおもしろい曲ですが、そこが難しいところです。
前唄が特徴的で、ここにも苦労しました。
もう少し節を回す予定が、生徒さんたちの演奏を聴いて影響を受けてしまい、ちょっと力んで、パワーで押してしまいましたが、それも生演奏だからこその一興です。
発表会に向け 生徒さんとの撮影(21/11/13)
発表会に向けて、動画で参加する生徒さんの撮影が始まりました。
昨年から、動画とホールで参加できるようにしました。
そのおかげで、遠方の生徒さんや、当日の参加が難しい生徒さんも参加が可能になりました。
動画の場合、撮り直しができてしまうので、どこでキリをつけるかが難しいところで、その葛藤の様子も微笑ましいものがあります。
(時間で区切ってはいます)
動画のもっと腕があればなぁと思うのですが、私にとっては照明が難しくて。
撮影する時間帯によっても明るさが違うし、照明のちょっとした角度で影の出方も違うし、照明の色でも感じが違うし。
そのあたりは、まだ試行錯誤しながらです。
津軽三味線 三下り(さんさがり)(演奏動画)(21/10/23)
津軽三味線の演奏です。
今回は、津軽三下りを演奏しました。今回も大きめの撥を使用しています。
津軽独特のリズムが難しい曲ですが、人気のある一曲です。
出囃子 円馬囃子(えんまばやし) (演奏動画)(21/10/11)
出囃子の円馬囃子の三味線演奏です。
はずんだリズムですが、はずみ過ぎないように気をつけて弾きました。
短い曲ですが、三味線の基本的な動きが入っていて、いいお稽古になる曲でもあります。
チューナーの使い方(教則動画)(21/10/5)
三味線専用チューナーの使い方 コルグWT-30S 三味線の調弦・チューニングの方法 (P55)
00:00 三味線専用チューナー
00:33 調子の調整の仕方(本調子、二上がり、三下り)
00:55 本数の調整の仕方(1〜12本)
01:20 ピッチの変え方(三味線は440Hzで良い)
02:10 調弦する弦の選択
02:20 調弦のデモンストレーション実演
04:00 機能「クロマチック」
04:39 機能「発音」
糸の替え方(教則動画)(21/9/26)
三味線の教則 糸(弦)の替え方、替える時期、糸をしごく(伸ばす)
00:00 糸を替える時期
02:20 一の糸の替え方
08:50 他の糸の替え方(例は三の糸)
11:50 糸をしごく(伸ばす)
十日町小唄(弾き唄い動画)(21/9/19)
十日町小唄の演奏です。新潟県の民謡にもなっている曲です。
今回は、小唄用の撥で演奏しています。
はずんだリズムの曲ですが、明るくなりすぎないように、軽くはずむように気をつけます。
また、スリや7と10のツボの動き、1と4のツボの動きの練習にもなります。
撥の動作ウツ(教則動画)(21/9/12)
三味線で一番よく使う基本動作の「ウツ」
これが間違えた動きをしてしまうと、演奏全体に影響します。
また、体を痛めることにも繋がるので、じっくり取り組んでください。
(1)撥の「ウツ」の基本
0:00 撥のウチ方について
0:24 糸と撥の角度
0:50 小指の位置
1:15 親指と小指の動き
(2)撥の「ウツ」位置
1:38 ウツ位置によっての音の違い
2:30 初心者がよくやってしまう動き
2:55 小指で安定させる
(3)撥の角度の詳細
3:26 糸と撥先の角度
4:16 皮と撥の角度
秋田民謡 ドンパン節(弾き唄い動画) (21/9/11)
秋田県民謡のドンパン節の演奏です。
この曲は幅広い年齢層の方々に人気があります。弾き唄いしていても楽しくなる一曲です。
秋田県の曲は明るくて華やかな中に味わいがある曲が多く、好きな曲がたくさんあります。
津軽三味線 津軽あいや節 (演奏動画) (21/8/22)
撥は、大きめの撥を使用しています。
いろんな撥を試しましたが、この撥で太棹三味線を弾いた時の響きがとても好きです。(曲によって、撥は変えています)
また、津軽あいや節は、津軽民謡ならではの「間のある2拍子」です。
このリズムが難しいと感じる曲ですが、とても好きな1曲です。
民謡 チャグチャグ馬コ (教則動画) (21/8/1)
岩手県民謡の「チャグチャグ馬コ(チャグチャグ馬っこ)」の弾き唄いです。
弾き唄いは中棹三味線で、後半では太棹三味線の三味線演奏をしています。
音色の違いを聴き比べてください。
三味線の構え方 (教則動画) (21/8/1)
三味線の構え方に力を入れる必要はありません。多くの人は、力を入れて太鼓を押さえつけてしまったり、左手で棹を支えてしまいがちです
太鼓を置く位置や右手の位置、バランスを取りやすい動きのポイントを押さえておきましょう
出囃子 じんじろ (演奏動画) (21/7/29)
落語の出囃子の「じんじろ」の三味線のみの演奏です。
軽快な感じが心地のいい曲です。
民謡 郡上節川崎 (弾き唄い動画) (21/7/22)
岐阜県民謡の郡上節かわさきです。中部地方では、盆踊りの定番の曲です。
「郡上八幡を出ていく時は、雨も振らぬに袖を絞る」の部分は、日本の唄の特徴がよく出ていますね。
情景を読んで、感情を特定しない。
袖を絞る程の涙。また盆地の暑さの汗。郡上踊りの熱気。私の場合、少し物悲しさも感じます。
いろんな描写が同時進行で思い起こされます。明るすぎず、湿り気のある演奏を心がけました。
津軽三味線 津軽甚句 (演奏動画) (21/7/16)
撥の持ち方 (教則動画) (21/7/13)
端唄 春雨 (弾き唄い動画) (21/7/7)
民謡 ソーラン節 (弾き唄い動画) (21/7/6)
合同稽古「深い基礎・自分の音色 実践編」終了 (21/7/4)
7月の合同稽古が無事終了しました。
内容
・心に響くと単に上手との違い
・人の発達 テクニックとその先
・芸術とは
・伝統芸能の格言
・音は心の現れである
・芸能の本質の一つ「存在感」
・深いテーマ
・個別テーマの確認
撮影の様子(21/7/3)
撮影の様子です。随時動画をアップしていきますのでご期待ください。
ブログリニューアル(21/7/1)
ブログをリニューアルしました。
三味線,教室,愛知,三河,尾張,安城市,刈谷市,岡崎市,豊田市,大府市,名古屋市,高浜市,東海市,豊明市,碧南市,みよし市/三味線・唄教室『あかい紅葉』は「初心者でも安心して始められるサポート」をご用意しております。また、腕試しの機会や生徒さん同士の絆や思い出作りをお手伝いします。民謡、小唄、端唄、長唄、落語出囃子、子守唄、津軽三味線、都々逸、古謡、古曲、ポップス、アレンジ、即興、作曲、和の発声法。気軽に体験レッスンへお越しください。
|