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オーダメイド三味線


三味線で自己表現を追求される方が対象です。


  「日本人が日本の土地で、日本の今日の技術と、材料を使って、
   日本人の用途のために真摯にものを造れば、必然的に日本的な形態が出現することになる。
   この態度こそ、日本の伝統の美を本当に継承することになるだろう」

                                    (柳 宗理)

 


 私達は30年以上の長きに渡り、無数の三味線と向き合っています。
 中古品も取り扱うため様々な年代の様々な種類の三味線を世界で一番触れてきたと認識しています。

 私達が所有している最も古い物は江戸時代です。
 明治時代、大正時代、昭和初期、戦後、経済成長期から現代の量産三味線まで年代別に並べてみます。

 その特徴について気づいたことがあります。

 戦前の三味線は明らかに日本の職人の手作りです。

 戦後、特に高度経済成長期以後の三味線は主に科学技術や機械を活用し作っています。
 加工も多くの工程が外国のようです。

 前者は作品のようです。背景に職人の心を感じます。「生きている仕事」を感じます。
 その三味線に寄り添うと身体が反応します。心地よくも若干緊張を感じます。

 後者は小綺麗です。色彩が強く、艶やかです。
 制作者の存在を感じることはできません。
 奏者が誰であれ、規格どおり、同じモノをつくることを求められるからです。
 反面、品質の安定に貢献しているのかもしれません。

 前者はそれと比べると個性があります。三味線の質感を大切にしています。
 三味線としての機能を実現して、不要な物は最小限にしています。機能美の極みです。
 キーとなる言葉は全体性、単純、共生、共感、共鳴、柔軟性、曖昧さ、インフォーマルな美です。

 日本の奥深い伝統が大切にしてきた美意識に一致していると考えています。
 これら、先人が残してくれた作品に寄り添うことで、再び現代に蘇らせたい三味線があります。

 日本国内に現存する最高の三味線の原木を掘り起こし、
 最高の材質、最高の職人たちの力を合わせ、世界に1つしかない三味線を造り上げる。

 奏者一人一人に合う三味線を造り、三味線機能の本質に必要なことに徹底して大切にする。

 これは、奏者の方と共同作業になります。
 どんなプロセスになるのか私も楽しみにしています。
                                 三萃園 田中



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