HOME / 教材・稽古・教科書 / 三味線を深く聴くには「きくということ」

三味線や音楽を深く聴くには 

 「深くきく」ことができないと三味線は上達しません。
 むやみな練習より「きく」練習の方がはるかに重要な場合があります。

 

「きく」の語源

 「聞く」・「聴く」という字の語源から「深くきく」ということについて掘り下げます。
  「聞く」は横向きの人がピンと耳を張り出す姿が語源です。つまりお告げに耳を済ますことです。「聖」という感じにも「耳」があります。
 またお告げを理解できる聡明な人を「徳」と呼びます。徳の左側を耳に変えると「聴」という字になります。
 つまり、古来の「きく」ということには深い意味があるようです。

深く聴くには

 「深く聴く」には聴くポイントを知って、音や音楽を聴く習慣を身につける必要があります。
  そうすると少しづつ深く聴けるようになります。

 聴くことも能力です。訓練である程度鍛えられます。
 (このように意識して聴かないと、幼少期に培った聴き方を一生続けることになります)

深く聴くための基本中の基本

 「全身で聴く」ことです。

 耳は当然のこと身体にも意識を集中して曲を聴いてみるみることが大切です。
 (皮膚から音を聞いているという研究も進んでいます。今後科学的にも証明されるかもしれません)

 それに必要なことは深く聴く体勢を整えることです。例えば「深呼吸」「体の力を抜く」「重心を下げる」ことが必要です。
 言葉にすると単純ですが、現代人はしっかり訓練しないと、それができていることがどんな状態なのかわからないはずです。
 「きくということ」も日常的に気にしてみてください。必ず変化があるはずです。

参考動画

コンサートで「きくということ」を解説した動画です。参考にしてください。




参考文献

 白川静 常用字解 平凡社
 

ご興味を持っていただけた方に

 本ページでご紹介したことは上達のほんの一部にすぎません。
 三味線は400年の歴史が有り、奥が深すぎるため、三味線の音色をお伝えするのは簡単ではありません。
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