私たちはこのような失敗ができる状態は非常に残念なことだと考えています。
しかしこのような相談があとを絶えないのが実態です。
相談は大きく上記のように7つに集約されますが、3つに簡単にまとめると以下になります。
@三味線の知識がないのに購入した
Aよくわからないまま、勧められ購入した
Bよくわからないまま、ネットで購入した
つまり後悔の主な原因は「知識がないのに、三味線を購入した」ことです。
無理もありません。
正しい三味線の情報はほとんど公開されていません。
具体的な事例を閲覧したい方は以下をご覧ください。
後悔しないための方法を2つに単純化します。
@正しい三味線の知識を得る
A(三味線専門店に)相談する
三味線の知識としてお勧めできる三味線の本は数点有りますが、大抵は三味線歴史か特定ジャンルの偏った情報の本です。
それらを読んでも「三味線選び」ができるようにはなりません。
むしろ、現代の三味線選びをするためには、不適切な情報も含まれています。
ネットの情報は何が正しいかよく分からないと相談されます。
数少ない三味線講師も「三味線選び」は詳しくない方が多いです。
和楽器屋さんは多少現存していますが三味線専門店はほとんどありません。
さらに、和楽器屋さんは廃業が進んでいます。
あったとしても「工房が店舗で入りにくい」と相談されることがあります。
幸運にも信頼できる方に出会えているかたは、それを頼りに三味線選びをしてください。
三萃園は、
全国各地の奏者の方の相談を受けていますので、多数の事例を元に三味線の知識をご提供しています。
ご縁を感じましたらご利用ください。
@初心者の方へ(無料)
A初心者お試しセットの概要(無料)
B三味線の選び方(会員無料)
C後悔しない三味線選び(会員無料)
D迷信にご注意(一部無料、詳細は会員無料)
三味線は400年の歴史があります。
三味線を学び選ぶにはかなりの労力が必要です。
信頼できる方がいらっしゃる場合は三味線のことに相当詳しい方に相談しましょう。
できる限り「三味線専門店(もしくは一部の三味線専門家に近い和楽器屋さん)」に相談する事をお勧めします。
調べていただければ分かりますが、三味線は奥が深いため、素人が自分でなんとかしようとするには限界があります。
少なくとも下記情報を踏まえた上で、三味線を選ぶことをお勧めします。
・特定流派、会派に弟子入りする人は師匠と同じ種類の三味線を選びましょう。
・原則、特定流派や会派に弟子入りする人以外は、厳密な従来三味線の定義に従う必要はありません。
棹材はプロ(三味線専門店と一部の和楽器屋)以外は見分けるのは困難です。
上級者や先生でも実際には棹材の選び方は難しいです。
しっかりと「三味線専門店」に相談しましょう。
付属品(演奏ジャンルによって異なるので、別途相談ください)
メンテナンスの知識
具体的な事例を閲覧したい方は以下をご覧ください。